この記事の要点
- 口座登録しないと本人確認書類が必要で、請求書払いになる
- 支払い遅延のリスクが高まり、信用情報に傷がつく恐れがある
- 後からでも口座登録は可能で、オンラインなら最短5分で完了
- 口座変更も随時可能だが、締切日に注意が必要
PayPayカードで口座登録しないとどうなるか、気になりますよね。
私もPayPayカードを使っている友人から「面倒だから口座登録しないでいいかな?」と相談されたことがあるんです。
でも実際に調べてみると、口座登録をしないことで結構なデメリットがあることが分かりました。
この記事では、PayPayカードで口座登録しない場合の具体的なデメリットから、後からの設定方法、よくある疑問まで詳しく解説していきますよ。
PayPayカードで口座登録しないとどうなる?3つのデメリット解説
PayPayカードで銀行口座を登録しないまま利用すると、いくつかの不便やリスクが発生します。
特に支払い関連で大きな問題が起こる可能性があるんですね。
具体的なデメリットを以下にまとめました。
- カード受け取り時に本人確認書類が必要になる
- 毎月の支払いが請求書払い(振込依頼書)になる
- 支払い遅延のリスクが高まり、信用情報に傷がつく恐れが生じる
それぞれの問題について、詳しく見ていきましょう。
カード受け取り時に本人確認書類が必要になる
オンラインで口座設定を済ませていない場合、PayPayカードを自宅で受け取る際に面倒なことが起こります。
顔写真付きの本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)の提示が必要になるんです。
これは、カードの不正利用を防ぐためのセキュリティ対策なんですが、受け取る側としては結構大変ですよね。
配達員さんを待たせることになりますし、本人確認書類を準備する手間もかかります。
事前に口座登録を済ませていれば、簡易書留などで本人確認書類なしで受け取れる場合が多いんですよ。
在宅時間が限られている方や、できるだけスムーズに受け取りたい方にとっては、大きなデメリットといえるでしょう。
毎月の支払いが請求書払い(振込依頼書)になる
口座登録が完了していない場合、毎月の支払い方法が自動的に「振込依頼書」による請求書払いになります。
この支払い方法には、いくつかの不便な点があるんです。
まず、毎月20日前後に自宅(または勤務先)へ請求明細書と振込用紙が郵送されてきます。
支払い方法も限定的で、振込依頼書に記載された期日までに、銀行振込やコンビニエンスストアで支払う必要があります。
さらに厄介なのが手数料の問題ですね。
振込依頼書での支払いには、手数料が発生する場合があるんです。
また、30万円以上の支払いについては、コンビニエンスストアでは対応できないため、銀行振込が必要になります。
口座振替なら自動で引き落とされるので手間がかからないんですが、請求書払いだと毎月自分で支払い手続きをしなければならないんですよね。
忙しい時期には支払い忘れのリスクも高まります。
支払い遅延のリスクが高まり、信用情報に傷がつく恐れが生じる
請求書払いの最も深刻な問題は、支払い遅延のリスクが大幅に高まることです。
口座振替のように自動で引き落とされるわけではないため、うっかり支払いを忘れてしまう可能性があるんですね。
支払いが遅れると、まず遅延損害金が発生します。
さらに支払いの遅延が続くと、PayPayカードの利用が停止されたり、最終的には強制解約されたりする可能性もあるんです。
最も恐ろしいのは信用情報への影響ですね。
支払いを2ヶ月程度滞納すると、信用情報機関に「滞納」の事故情報が登録されます。
これがいわゆる「ブラックリストに載る」状態なんです。
一度信用情報に傷がつくと、約5年間は新たなクレジットカードの作成や、住宅ローン、自動車ローンなどの審査に通りにくくなります。
今後の金融取引に大きな影響が出てしまうんですよね。
滞納がさらに長期化すると、一括での返済を求められたり、最終的には財産(給与や銀行口座など)を差し押さえられたりする可能性もあります。
支払い遅延の段階 | 発生する問題 | 期間の目安 |
---|---|---|
初期遅延 | 遅延損害金の発生 | 支払い期日翌日から |
利用停止 | カード利用の一時停止 | 1ヶ月程度 |
信用情報登録 | ブラックリスト入り | 2ヶ月程度 |
強制解約 | カード契約の終了 | 3ヶ月程度 |
一括請求・差押え | 財産の強制執行 | 6ヶ月以上 |
PayPayカードの申し込み時に口座登録してないけど後から設定可能?
PayPayカードの口座登録について「後からでも大丈夫かな?」と心配している方、安心してください。
PayPayカードの口座登録は、カード発行後でも問題なく設定可能なんです。
カード発行時にオンラインで口座設定をしていなかった場合でも、後から会員メニューや郵送で口座登録の手続きができますよ。
実際に私の知人も、最初は面倒だからと口座登録をスキップしていましたが、請求書払いの不便さを実感して後から登録していました。
後から口座登録する方法は主に2つあります。
- オンラインでの手続き(PayPayアプリまたは会員メニューから)
- 預金口座振替依頼書による郵送手続き
それぞれの方法について詳しく説明していきますね。
オンラインでの手続き(推奨方法)
最も簡単で早い方法が、オンラインでの口座登録手続きです。
PayPayアプリまたはPayPayカード会員メニュー(Webサイト)から手続きできるんですよ。
オンラインで手続き可能な金融機関であれば、最短5分で登録が完了します。
登録が完了すれば、次回の請求から口座振替が適用されます(締め日との関係で翌月以降になる場合もあります)。
PayPayアプリから手続きする場合の流れはこんな感じです。
まず、ホーム画面のPayPayカードアイコンをタップします。
次に「管理」または「お支払い口座の確認・変更」を選択してください。
画面の案内に従って金融機関を選択し、手続きを進めていけば完了です。
PayPayカード会員メニュー(Webサイト)から手続きする場合も同様ですね。
PayPayカード公式サイトから会員メニューにログインして、「管理」→「お支払い口座の確認・変更」を選択します。
あとは画面の案内に従って手続きを進めるだけです。
預金口座振替依頼書による郵送手続き
オンラインで手続きできない金融機関の場合や、オンラインでの手続きが難しい場合は、郵送での手続きも可能です。
「預金口座振替依頼書」を取り寄せて手続きすることになりますね。
依頼書は、PayPayカード会員メニューから請求することもできますし、PayPayカードのサポートに問い合わせて取り寄せることもできます。
ただし、郵送で提出する場合は時間がかかることに注意が必要です。
PayPayカード会社に依頼書が到着してから金融機関で手続きを行うため、登録完了まで1~2ヶ月かかることがあります。
その間は引き続き請求書払い(振込依頼書)となってしまうんですよね。
口座登録の反映タイミング
口座登録の反映については、タイミングが重要になってきます。
毎月10日21時29分までにオンラインでの口座登録が完了した場合、当月の引き落としから新しい口座に変更されます。
それ以降に登録が完了した場合は、翌月の引き落としからの適用となるんです。
早めに手続きを済ませておくことで、請求書払いの期間を短縮できますよ。
手続き方法 | 完了時間 | 必要な準備 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
PayPayアプリ | 最短5分 | スマートフォン、口座情報 | ★★★★★ |
会員メニュー(Web) | 最短5分 | パソコン・スマホ、口座情報 | ★★★★★ |
郵送手続き | 1~2ヶ月 | 依頼書、印鑑、口座情報 | ★★☆☆☆ |
PayPayカードの口座登録に関するよくある質問
PayPayカードの口座登録について、多くの方が疑問に思うポイントがいくつかあります。
特にありがちなのが以下の3つの質問です。
- 一度登録した口座も後から変更できるの?
- 口座登録できる銀行の種類はどのくらいあるの?
- 登録しないままだと本当に利用停止になるの?
これらの疑問について、それぞれ詳しく解説していきますね。
一度登録した口座も後から変更できる?
「一度口座を登録したら変更できないんじゃないか?」と心配する方がいますが、大丈夫です。
一度登録した口座も、後から別の口座に変更することは可能なんです。
変更方法も新規登録と同じで、オンラインでの変更が推奨されています。
PayPayアプリまたはPayPayカード会員メニュー(Webサイト)から変更手続きができますよ。
多くの金融機関がオンラインでの変更に対応しており、最短5分で手続きが完了します。
PayPayアプリの場合は、ホーム画面のPayPayカードアイコンをタップして、「管理」または「お支払い口座の確認・変更」から手続きします。
PayPayカード会員メニュー(Web)の場合は、会員メニューにログイン後、「管理」→「お支払い口座の確認・変更」から手続きしてください。
オンラインで変更できない金融機関の場合や、オンラインでの手続きが難しい場合は、郵送で「預金口座振替依頼書」を取り寄せて手続きすることも可能です。
ただし、この場合は完了までに1〜2ヶ月かかることがあります。
変更手続きの締め日についても注意が必要ですね。
毎月10日21時29分までに変更手続きが完了した場合、当月の引き落としから新しい口座に変更されます。
それ以降に完了した場合は、翌月の引き落としからの適用となるんです。
なお、本人名義以外の口座(家族名義の口座や屋号付き口座など)を登録したい場合は、オンラインでは手続きできず、預金口座振替依頼書での手続きが必要になります。
口座登録できる銀行の種類は?
PayPayカードで口座登録できる金融機関の種類について、気になる方も多いでしょう。
実は、PayPayカードでは非常に多くの金融機関を登録できるんです。
具体的には、都市銀行、地方銀行、ゆうちょ銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫など、ほとんどの金融機関に対応しています。
主要な銀行としては、PayPay銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、住信SBIネット銀行などが挙げられますね。
地方銀行についても、全国各地の銀行が登録可能になっています。
ご自身の利用している金融機関が登録可能かどうかは、PayPayカードの公式サイトにある「引き落とし口座に登録できる銀行・信用金庫・労働金庫」のページで確認できます。
また、オンラインでの手続き時に検索してみることでも確認可能ですよ。
ネット銀行についても多くの銀行が対応していますし、最近人気の楽天銀行やイオン銀行なども登録できます。
信用金庫や労働金庫を利用されている方でも、多くの場合は登録可能になっているので安心してください。
ただし、一部の小規模な金融機関については、オンラインでの手続きに対応していない場合があります。
その場合は、預金口座振替依頼書による郵送手続きとなりますね。
登録しないままだと利用停止になる?
「口座を登録しないままPayPayカードを使い続けても大丈夫?」という質問もよく受けます。
結論から言うと、口座を登録しないまま利用を続けることは、PayPayカードの利用規約に反する可能性があります。
PayPayカードの利用規約上、お支払い方法は「口座振替」が原則とされているんです。
口座登録がない場合、毎月郵送される振込依頼書(請求書)で支払うことになりますが、これは一時的な措置として認められているに過ぎないんですね。
支払いの遅延が続くと、カードの利用が一時的に停止されたり、最終的には強制解約されたりする可能性があります。
自動引き落としではないため、支払い忘れや遅延のリスクが高まることが主な理由です。
また、支払いの遅延が2ヶ月以上続くと、信用情報機関に事故情報(いわゆるブラックリスト入り)が登録されます。
これにより、今後のローンやクレジットカードの審査に悪影響を及ぼす可能性があるんです。
つまり、技術的には口座登録なしでも一時的に利用できますが、リスクが非常に高いということですね。
安全にカードを使い続けるためにも、速やかに口座登録を完了させることを強くお勧めします。
カード会社としても、支払いトラブルを避けるために口座振替を推奨しているんですよ。
『PayPayカードで口座登録しないとどうなる』のまとめ
PayPayカードで口座登録をしない場合のデメリットと対処法について詳しく解説してきました。
重要なポイントをまとめると以下のようになります。
- 口座登録しないと本人確認書類の提示や請求書払いが必要になり、支払い遅延のリスクが高まる
- 後からでも口座登録は可能で、オンラインなら最短5分で完了する
- 一度登録した口座の変更も可能だが、締切日に注意が必要
- 多くの金融機関が登録対象となっており、選択肢は豊富
- 口座登録しないまま利用を続けると利用停止や信用情報への影響のリスクがある
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