PayPayカードのETCに審査はあるのか気になっている方、多いんじゃないでしょうか。
特に新しく車を買った方や、家計をまとめて管理したい方、転職直後で信用情報に不安がある方にとっては、かなり気になるポイントですよね。
この記事の要点
- PayPayカードのETCカードには個別の審査はない
- PayPayカード本体の審査に通過していることが必須条件
- 発行手続きは簡単で、最大5枚まで追加可能
- 年会費550円でポイント還元率は1.0%
- 家族カードからはETC発行不可、本会員カードのみ対応
この記事を読めば、PayPayカードのETC審査の仕組みがスッキリ理解できます。
また、発行手続きから年会費、ポイント還元まで、ETCカードの全体像も把握できますよ。
それでは、詳しく見ていきましょう。
PayPayカードのETCには審査がある?
結論から言うと、PayPayカードのETCカードには個別の審査はありません。
ただし、これにはいくつかの重要な条件があるんです。
PayPayカードのETCカードは「追加カード」という位置づけなので、以下のような仕組みになっています。
- PayPayカード本体の審査通過が必須
- ETCカード単体での信用情報審査はなし
- 本カードの利用状況に問題があれば発行拒否の可能性
- 最大5枚まで発行可能
では、この仕組みについて詳しく解説していきますね。
PayPayカード本体の審査が必要な理由
ETCカードの利用代金は、PayPayカードの利用額と合算されて請求されます。
つまり、PayPayカードに紐付いている以上、クレジットカード本体の審査に通過していることが絶対条件なんです。
もし「ブラックリスト入り」している状況でPayPayカード本体の審査に通らなければ、ETCカードも発行できません。
これは他のクレジットカード会社でも同じ仕組みですね。
ETCカード単体での審査はない
すでにPayPayカードを持っている方が後からETCカードを申し込む場合、新たな信用情報審査は行われません。
本会員のPayPayカードの信用情報や利用状況に基づいて発行される仕組みです。
だから、PayPayカードを普通に使えている方なら、ETCカードの申し込みで落ちる心配はほとんどないんですよ。
発行が拒否されるケース
ただし、以下のような状況では発行が拒否される可能性があります。
- PayPayカードの支払いを延滞している
- 利用限度額を大幅に超過している
- カードの利用が停止されている
- 信用情報に重大な問題が発生している
これらの状況に該当する場合は、まずPayPayカード本体の利用状況を改善することが先決ですね。
他のETCカードとの比較
ETCカードには大きく分けて2種類があります。
種類 | 審査 | 特徴 | 年会費 |
---|---|---|---|
クレジットカード付帯ETC (PayPayカードなど) |
クレジットカード本体の審査あり | ポイント還元あり 利便性が高い |
カードにより異なる (PayPayカードは550円) |
ETCパーソナルカード | 審査なし (デポジット制) |
クレジット機能なし 保証金が必要 |
1,257円 |
クレジットカードの審査に通らない方は、ETCパーソナルカードという選択肢もあります。
ただし、デポジット(保証金)が必要で、平均利用月額の4ヶ月分を事前に預け入れる必要があるんです。
やはり、PayPayカードのETCカードの方が利便性は高いですね。
PayPayカードのETCカードの概要
PayPayカードのETCカードについて、発行から利用まで全体的な流れをまとめてみました。
初めてETCカードを作る方にとって、気になるポイントがたくさんあると思います。
- 発行手続きから到着までの流れ
- 利用限度額の仕組み
- ポイント還元率
- 年会費と発行手数料
- 家族カードからのETC発行可否
- PayPayカードと同時申込の可否
これらのポイントについて、詳しく解説していきますね。
発行手続きから到着までの流れ
PayPayカードのETCカード発行は、思っているより簡単です。
PayPayカードを持っていれば、PayPayアプリまたはWeb会員メニューから申し込みができます。
具体的な手順は以下の通りです。
- PayPayアプリまたはWeb会員メニューにログイン
- 「管理」→「ETCカードのお申し込み」を選択
- 必要事項(氏名、住所等)を入力
- 支払い口座の確認・登録
- 申し込み完了
申し込み完了後、通常1週間から10日程度でETCカードが郵送で届きます。
急いでいる方には少し長く感じるかもしれませんが、クレジットカードの発行と比べれば十分に早いですよね。
到着したETCカードは、車載器に挿入すればすぐに利用開始できます。
利用限度額
ETCカード単体の利用限度額は設定されていません。
PayPayカード本体の利用可能枠の範囲内でETC利用が可能です。
例えば、PayPayカードの利用限度額が50万円の場合、ETCカードも含めて合計50万円まで利用できるということです。
注意点として、カード本体の限度額を超過している場合、ETCカードも利用できなくなります。
高速道路を頻繁に利用する方は、利用限度額に余裕を持っておくことが大切ですね。
ポイント還元率
PayPayカードのETCカード利用分にも、PayPayポイントが1.0%還元されます。
これは他のクレジットカードと比べても標準的な還元率です。
さらに、ETCマイレージサービスに登録すれば、マイレージポイントとの二重取りも可能なんです。
- PayPayポイント:1.0%還元
- ETCマイレージポイント:利用額に応じて付与
- 二重取りで還元率アップ
ETCマイレージサービスは無料で登録できるので、登録しておいて損はありませんよ。
年会費
PayPayカードのETCカードは年会費550円(税込)がかかります。
発行手数料は無料ですが、毎年年会費が発生する点は理解しておきましょう。
項目 | PayPayカード | PayPayカード ゴールド |
---|---|---|
ETC年会費 | 550円(税込) | 無料 |
発行手数料 | 無料 | 無料 |
請求時期 | 入会月の翌月 (初年度のみ翌々月) |
– |
PayPayカード ゴールドの場合は、ETCカードの年会費が無料になります。
年間のETC利用頻度が高い方は、ゴールドカードの検討も良いかもしれませんね。
PayPayカードの家族カードからETCカードは作れる?
残念ながら、家族カードからはETCカードを発行できません。
ETCカードは本会員カードごとに発行される仕組みになっているんです。
つまり、家族でETCカードを複数枚持ちたい場合は、それぞれが本会員カードを持つ必要があります。
- 本会員カード:ETCカード発行可能(最大5枚)
- 家族カード:ETCカード発行不可
- 複数枚必要な場合:本会員カードを複数持つ
この点は、家計管理をまとめたい方にとっては少し不便かもしれません。
ただし、本会員1枚につき最大5枚までETCカードを持つことができるので、家族分をまとめて申し込むことは可能です。
PayPayカードの発行からすぐにETCカードも申し込める?
PayPayカードの新規申し込み時に、同時にETCカードも申し込むことができます。
これは新車を購入した方や、急いでETCカードが必要な方には便利な仕組みですね。
また、すでにPayPayカードを持っている場合も、後からアプリやWebでETCカードを追加申込できます。
- 新規申込時:PayPayカードとETC同時申込可能
- 既存ユーザー:後から追加申込可能
- 申込方法:アプリまたはWeb会員メニュー
- 到着時期:1週間から10日程度
同時申込の場合でも、PayPayカード本体の審査に通過してからETCカードが発行される流れになります。
急いでいる方は、PayPayカードの審査状況を確認してからETCカードの到着を待つことになりますね。
『PayPayカードのETC審査』のまとめ
PayPayカードのETCカード審査について、重要なポイントをまとめてみました。
- ETCカード個別の審査はないが、PayPayカード本体の審査通過が必須
- 発行手続きは簡単で、アプリやWebから申し込み可能
- 年会費550円でポイント還元率1.0%
- 家族カードからはETC発行不可、本会員カードのみ対応
- PayPayカードと同時申込も後から追加申込も可能
ETCカードの審査に不安がある方でも、PayPayカードを普通に利用できていれば問題ありません。
年会費はかかりますが、ポイント還元や利便性を考えると、十分にメリットのあるETCカードだと思います。
車を購入予定の方や、家計管理をまとめたい方は、ぜひ検討してみてくださいね。
コメント