この記事の要点
- PayPayカードでソフトバンクの携帯料金を支払うと最大10%の高還元率が適用される
- 年会費無料のノーマルカードでも1.5%還元とPayPayカード割で年間2,244円の直接割引が受けられる
- 端末代金や事務手数料はポイント付与対象外なので注意が必要
- 月額料金や利用スタイルによってはゴールドカードの年会費以上のメリットを享受できる
PayPayカードでソフトバンクの携帯料金の支払いをするとお得なのか、気になりますよね。
ソフトバンクユーザーにとってPayPayカードは作る価値があるのかどうか。
実際に詳しく調べてみると、想像以上にメリットが大きく、特にソフトバンクユーザーなら検討する価値が十分にあることがわかりました。
この記事では、PayPayカードでソフトバンクの携帯料金を支払うメリット・デメリット、そして実際に作る価値があるのかを詳しく解説していきますね。
PayPayカードでソフトバンクの携帯料金の支払いをするメリット
PayPayカードでソフトバンクの携帯料金を支払うメリットは本当に多いんです。
特にソフトバンクユーザーにとっては、他のクレジットカードでは得られない特別な優遇が用意されているので、しっかりチェックしておきたいポイントがいくつもありますよ。
ノーマルカードでも1.5%の高還元率、ゴールドカードなら最大10%という圧倒的な還元率が適用されます。
主なメリットを整理すると、以下のようになります。
- PayPayポイントの高還元率での付与
- PayPayカード割による直接的な月額割引
- PayPayステップ条件達成への貢献
- 家計管理の一元化
- LYPプレミアム特典(ゴールドカードのみ)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
カード種類 | ソフトバンク携帯料金還元率 | 年会費 | その他の特典 |
---|---|---|---|
PayPayカード(ノーマル) | 1.5% | 永年無料 | PayPayカード割(月額187円割引) |
PayPayカード ゴールド | 最大10% | 11,000円(税込) | PayPayカード割 + LYPプレミアム無料 |
PayPayポイントの高還元率での付与
まず最大の魅力は、PayPayポイントの高還元率での付与ですね。
通常のPayPayカードが1.0%還元なのに対して、ソフトバンクの携帯料金支払いでは1.5%にアップします。
ゴールドカードに至っては最大10%という驚異的な還元率が適用されるんです。
例えば月額8,000円(税抜)の携帯料金をゴールドカードで支払った場合、年間で最大9,600円分のPayPayポイントが貯まる計算になります。
これだけで年会費11,000円の大部分をカバーできてしまうんですから、本当にお得ですよね。
貯まったPayPayポイントは、PayPayアプリでの決済やPayPayカードの利用代金に充当できるので、実質的な家計の節約に直結します。
PayPayカード割による直接的な月額割引
PayPayポイントの還元とは別に、PayPayカード割という直接的な割引も適用されます。
これは月額187円、年間で2,244円の割引で、ポイント還元ではなく実際の請求額から差し引かれる仕組みです。
年会費無料のノーマルカードでもこの割引が適用されるので、カードを作るだけで確実にメリットを享受できますね。
小さな金額に見えるかもしれませんが、年間2,244円の節約は決して馬鹿にできません。
PayPayステップ条件達成への貢献
携帯料金の支払いは、PayPayステップの利用回数や利用金額のカウント対象にもなります。
PayPayステップを達成すると、PayPayアプリでの決済(PayPayクレジット)の還元率が最大1.5%までアップするんです。
毎月の固定費である携帯料金を使ってステップアップの条件をクリアできるのは、本当に効率的だと思います。
家計管理の一元化
PayPayカードのアプリで携帯料金も含めた利用明細を一括管理できるのも、地味ながら大きなメリットです。
家計簿アプリとの連携もスムーズですし、月々の支出を把握しやすくなります。
特に家族全員の携帯料金をまとめて支払っている方にとっては、管理が格段に楽になるはずです。
LYPプレミアム特典(ゴールドカードのみ)
PayPayカード ゴールドの会員は、月額508円(税込)のLYPプレミアム(旧Yahoo!プレミアム)を無料で利用できます。
Yahoo!ショッピングやLOHACOでのポイント還元率がさらにアップしたり、雑誌読み放題サービスが利用できたりと、様々な特典が用意されています。
年間6,096円相当のサービスが無料になるので、これだけでもゴールドカードの年会費の半分以上をペイできる計算になりますね。
PayPayカードでソフトバンクの携帯料金の支払いをするデメリット
メリットが多いPayPayカードでの携帯料金支払いですが、当然デメリットや注意すべき点もあります。
特に重要なのは、携帯料金の全てがポイント付与の対象になるわけではないということです。
端末代金や事務手数料、消費税などはポイント付与の対象外となるため、期待していたほどのポイントが貯まらない可能性があります。
主なデメリットを整理すると、以下のようになります。
- ポイント付与対象外の料金がある
- ゴールドカードの年会費負担
- 還元率の計算方法による端数切り捨て
- 還元率アップの対象が限定的
- 他のカードの方がお得な場合もある
詳しく見ていきましょう。
デメリット項目 | 具体的な内容 | 影響度 |
---|---|---|
対象外料金 | 端末代金、事務手数料、消費税等 | 高 |
年会費負担 | ゴールドカード:年11,000円 | 中 |
端数切り捨て | 1,000円(税抜)未満は対象外 | 低 |
対象の限定性 | カード名義人の分のみ対象 | 中 |
ポイント付与対象外の料金がある
最も重要な注意点は、携帯料金の全てにポイントが付くわけではないということです。
具体的には、以下の料金はポイント付与の対象外となります。
端末代金(分割・一括)、事務手数料、オプション料の一部、コンテンツ料金、消費税、ユニバーサルサービス料などが該当しますね。
特に高価なスマホを分割で購入している場合、月々の支払額に占める端末代金の割合が高くなり、期待したほどのポイントが得られない可能性があります。
例えば月額8,000円の請求のうち、端末代金が4,000円だった場合、実際にポイントが付くのは4,000円分だけということになります。
これは事前にしっかり確認しておきたいポイントですよね。
ゴールドカードの年会費負担
PayPayカード ゴールドは確かに高還元率が魅力的ですが、年会費11,000円(税込)がかかります。
携帯料金の金額が少ない場合や、PayPayカード ゴールドが提供する他の特典をあまり利用しない場合、年会費分のメリットを享受できない可能性があるんです。
目安として、月額5,000円以上の通信料がないと、年会費をペイするのは難しいかもしれません。
ご自身の料金プランと照らし合わせて、慎重に検討する必要がありますね。
還元率の計算方法による端数切り捨て
ソフトバンクの通信料等のポイント還元は、1,000円(税抜)ごとに付与される仕組みです。
例えば月額料金が税抜で3,500円だった場合、3,000円分に対してポイントが付与され、残りの500円分にはポイントが付きません。
細かい金額まで無駄なくポイントを得たい方にとっては、この端数切り捨てがデメリットに感じるかもしれませんね。
還元率アップの対象が限定的
最大10%還元は「ソフトバンクスマホ通信料等」に限定されています。
家族の携帯料金をまとめて支払っていても、カード名義人以外の通信料は対象外となる場合があるんです。
家族全員分の料金で高還元を期待していた方は、この点に注意が必要です。
詳細な条件については、ソフトバンクの公式サイトで必ず確認しておきましょう。
他のカードの方がお得な場合もある
ソフトバンク以外のクレジットカードで、より高い還元率のカードを持っている場合や、特定のポイントプログラムに特化したい場合は、PayPayカード以外の選択肢も考慮する価値があります。
例えば航空系マイルを貯めている方にとっては、そのマイルが貯まるカードで支払う方が総合的にメリットが大きい可能性もありますからね。
現在利用しているカードとの比較検討は必須だと思います。
PayPayカードをソフトバンクの携帯料金の支払いのために作る価値はある?
結論から言うと、ソフトバンクユーザーにとってPayPayカードを作る価値は非常に高いです。
ただし、現在の携帯料金の月額、PayPayカードの種類、そしてPayPay経済圏での利用頻度によって、最適な選択肢が変わってきます。
年会費無料のノーマルカードでも十分なメリットがありますし、条件が合えばゴールドカードの方が圧倒的にお得になる場合もあります。
具体的な判断基準を以下にまとめました。
- ノーマルカードがおすすめのケース
- ゴールドカードがおすすめのケース
- 作る前に確認すべきポイント
- 実際の損益分岐点の計算方法
それぞれ詳しく解説していきますね。
検討項目 | ノーマルカード | ゴールドカード |
---|---|---|
月額料金の目安 | 5,000円以下 | 5,000円以上 |
年会費 | 永年無料 | 11,000円 |
年間メリット目安 | 3,000円~6,000円 | 10,000円~20,000円 |
PayPay利用頻度 | 普通 | 高頻度 |
ノーマルカードがおすすめのケース
PayPayカード(ノーマル)は年会費永年無料でありながら、ソフトバンクユーザーには十分なメリットを提供してくれます。
月々の携帯料金が比較的少ない方(例えば5,000円以下)や、年会費をかけたくない方には特におすすめですね。
1.5%還元とPayPayカード割(年間2,244円)を合わせると、月額4,000円の通信料でも年間で約3,000円以上のメリットが期待できます。
維持コストがかからないため、「とりあえず作ってみる」という選択肢もありだと思います。
PayPayアプリを普段から利用している方や、現在利用しているクレジットカードの還元率が1.5%未満の方は、確実にメリットを享受できるでしょう。
ゴールドカードがおすすめのケース
PayPayカード ゴールドは、月々のソフトバンク(またはワイモバイル)の携帯料金が比較的高額な方には圧倒的におすすめです。
目安として月額5,000円以上の通信料があれば、年会費以上のメリットを享受できる可能性が高いですね。
例えば月額7,000円(税抜)の通信料の場合、最大10%還元で年間8,400円分のPayPayポイントが貯まります。
これにPayPayカード割の年間2,244円とLYPプレミアム特典の年間6,096円相当を合わせると、合計で年間1万6千円以上のメリットになる計算です。
ソフトバンク光/Airやソフトバンクでんきも契約している方、Yahoo!ショッピングやLOHACOを頻繁に利用する方にとっては、さらに大きなメリットが期待できます。
作る前に確認すべきポイント
PayPayカードを作る前に、必ず確認しておきたいポイントがいくつかあります。
まず最も重要なのは、携帯料金の内訳です。
端末代金やオプション料、事務手数料、消費税などはポイント付与の対象外となるため、純粋な通信料がいくらなのかを正確に把握しておく必要があります。
ソフトバンクのマイページで過去数ヶ月分の請求内訳を確認し、平均的な通信料を算出しておきましょう。
また、現在携帯料金を支払っているカードの還元率や、貯めているポイントの種類との比較も重要ですね。
PayPayポイントに切り替えることで、本当にメリットがあるのかを慎重に検討する必要があります。
実際の損益分岐点の計算方法
ゴールドカードの場合、年会費11,000円に対してどれくらいのメリットがあるのかを具体的に計算してみましょう。
月額6,000円(税抜)の通信料で10%還元の場合、年間7,200円分のPayPayポイントが貯まります。
これにPayPayカード割の年間2,244円とLYPプレミアム特典の年間6,096円を加えると、合計15,540円のメリットになります。
年会費11,000円を差し引いても、4,540円のプラスという計算になりますね。
つまり月額5,000円程度の通信料があれば、ゴールドカードでも十分にペイできる計算になります。
ただし、これは最大還元率での計算なので、実際の還元率や利用状況によって変動することも頭に入れておいてください。
『PayPayカードでソフトバンクの携帯料金支払い』のまとめ
PayPayカードでソフトバンクの携帯料金を支払うメリットは、本当に大きいことがわかりました。
年会費無料のノーマルカードでも1.5%還元とPayPayカード割で確実にメリットを享受できますし、条件が合えばゴールドカードで圧倒的な高還元を狙うこともできます。
ただし端末代金等のポイント付与対象外料金があることや、ゴールドカードの年会費負担については注意が必要ですね。
ご自身の携帯料金の内訳や利用スタイルをしっかり把握して、最適な選択肢を見つけてください。
- ソフトバンクユーザーならPayPayカードを作る価値は非常に高い
- 月額5,000円以下ならノーマルカード、5,000円以上ならゴールドカードがおすすめ
- 端末代金等はポイント付与対象外なので事前に料金内訳を確認する
- PayPayカード割による年間2,244円の直接割引は確実にメリット
- ゴールドカードなら最大10%還元とLYPプレミアム特典で年会費以上のメリットが期待できる
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