JCBカードWは高校生でも作れるのかな?と考えている方、多いんじゃないでしょうか。
私も以前、高校生の甥っ子から「JCBカードW、作れるかな?」と質問されて調べたことがあります。
キャッシュレス決済が当たり前になった今、スマホ決済やネットショッピングをよく利用する高校生の皆さんにとって、クレジットカードは便利なツールです。
でも、実は高校生には厳しい現実が…。
この記事の要点
- JCBカードWは高校生は申し込み不可。18歳以上かつ高校卒業後なら申し込める
- 高校生でも使える代替手段はデビットカード・プリペイドカードの2つ
- 高校卒業後の1枚目のクレカとしてJCBカードWは年会費無料&高還元率でおすすめ
この記事を読めば、高校生の皆さんも保護者の方も、クレジットカードとその代替手段について正しい知識を得られます。
高校生活を快適に過ごしながら、卒業後のキャッシュレスライフも見据えた選択ができるようになりますよ。
それでは、詳しく見ていきましょう!
JCBカードWは高校生は申込み不可!申し込み条件と「いつ」になったら作れるかタイミングを解説
「JCBカードWって評判いいけど、高校生でも申し込める?」
結論からお伝えすると、JCBカードWは高校生は申し込み不可です。
ガッカリされた方もいると思いますが、その理由と「いつになったら申し込めるのか」を詳しく解説します。
クレジットカードには年齢や職業などの申し込み条件があり、JCBカードWも例外ではありません。
まずは具体的な申し込み条件を見てみましょう。
項目 | JCBカードW 申し込み条件 |
---|---|
年齢 | 18歳以上39歳以下 |
学生の場合 | 高校生を除く18歳以上の学生 |
社会人の場合 | 本人または配偶者に安定継続収入がある方 |
申し込み可能になる時期 | 高校卒業後、18歳になった時点 |
表を見ると分かるように、年齢条件は「18歳以上39歳以下」ですが、学生の場合は「高校生を除く」という重要な条件があります。
つまり、年齢が18歳以上でも高校在学中は申し込めないんです。
では、具体的にどのタイミングで申し込めるようになるのか、詳しく見ていきましょう。
申し込み条件の詳細解説
JCBカードWの申し込み条件で特に注目したいのは「高校生を除く」という点です。
これは単に年齢だけでなく、「高校生という身分」自体が申し込みを制限されているということ。
18歳の誕生日を迎えていても、高校在学中であれば申し込むことはできません。
一般的に、クレジットカードの発行には「返済能力」が重視されます。
高校生は基本的に安定した収入がなく、親の扶養下にあることが多いため、クレジットカード会社はリスク管理の観点から高校生への発行を制限しているのです。
申し込み可能になるタイミング
では、いつになったらJCBカードWを申し込めるようになるのでしょうか?
正確には「高校卒業後、18歳の誕生日を迎えていれば」申し込みが可能になります。
具体的なケースで考えてみましょう:
- 高校3年生で既に18歳→卒業式を迎えた翌日から申し込み可能
- 高校卒業時にまだ17歳→18歳の誕生日を迎えてから申し込み可能
つまり、「高校卒業」と「18歳の誕生日」という2つの条件を両方満たして初めて申し込めるようになります。
進学するにしても就職するにしても、高校卒業は人生の大きな節目です。
その時点でクレジットカードの作成を検討することは、社会人としての第一歩を踏み出す意味でも良いタイミングといえるでしょう。
申し込み後のカード発行までの流れ
申し込み条件を満たしたら、次はカード発行までの流れを理解しておきましょう。
JCBカードWはオンラインでの申し込みが可能で、審査結果は最短で当日に分かります。
審査に通過すれば、カードは約1週間程度で自宅に届きます。
また、JCBカードWでは「即時発行」というサービスもあり、審査通過後すぐにカード番号が発行される場合もあります。
これにより、実物のカードが届く前にオンラインショッピングなどでクレジットカードを利用することが可能です。
高校卒業後、初めての一人暮らしの準備や新生活のスタートアップに必要な買い物などにも活用できるため、タイミングを見計らって申し込むと便利でしょう。
JCBカードWが作れない高校生にお勧めの代替手段2選(デビットカード・プリペイドカード)
「JCBカードWが作れないなら、高校生のうちは何を使えばいいの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
高校生でもキャッシュレス決済を便利に使えるお勧めの代替手段が3つあります。
それぞれの特徴や利点、注意点を知って、自分に合った支払い方法を見つけましょう。
- デビットカード:銀行口座と連動し、即時引き落としで使いすぎ防止
- プリペイドカード:事前チャージ型で親のサポートも受けやすい
- ファミリーアカウント:保護者の管理下で安心して利用できる
それぞれの特徴と、高校生におすすめの具体的な商品を見ていきましょう。
デビットカード:即時引き落としで使いすぎ防止
デビットカードは、銀行口座と紐づいており、利用と同時に口座から引き落とされるカードです。
クレジットカードのような後払いではなく、その場で支払いが完了するため、使いすぎる心配がありません。
高校生でも比較的作りやすく、国際ブランド付きならクレジットカードと同じように使えるのがメリットです。
カード名 | 年齢制限 | 年会費 | 特徴・メリット |
---|---|---|---|
Sony Bank WALLET | 15歳以上 | 無料 | キャッシュバック特典あり、ATM手数料無料の回数あり |
楽天銀行デビットカード | 16歳以上 | 無料 | 楽天ポイントが貯まる、楽天市場でのお買い物に便利 |
Oliveフレキシブルペイ | 15歳以上 | 無料 | 三井住友銀行の口座開設と同時申込可能、アプリで管理しやすい |
セブン銀行デビットカード | 15歳以上 | 無料 | nanacoポイントが貯まる、セブン-イレブンATMで便利 |
デビットカードのメリットは何といっても「使いすぎ防止」機能でしょう。
口座にあるお金以上は使えないため、計画的にお金を使う習慣が自然と身につきます。
また、親御さんが口座にお小遣いを振り込んだり、アルバイト代を管理したりするのにも便利です。
ただし、一部のサービスではデビットカードが使えない場合があることには注意が必要です。
特に公共料金の支払いや、一部のサブスクリプションサービスなどでは利用できないことがあります。
プリペイドカード:事前チャージで使い過ぎを防止
プリペイドカードは、事前にチャージした金額の範囲内でのみ利用できるカードです。
審査や年齢制限が緩く、高校生でも簡単に作れるものが多いのが特徴です。
親御さんがチャージして渡すこともできるため、家計管理の観点からも安心です。
カード名 | 年齢制限 | 発行手数料 | 特徴・メリット |
---|---|---|---|
バンドルカード | なし | 無料 | アプリですぐに発行可能、Visa加盟店で利用可能 |
Kyash | なし | 無料 | アプリで残高管理が簡単、Visa加盟店で利用可能 |
au PAY プリペイドカード | 15歳以上 | 無料 | auユーザー以外も利用可能、Pontaポイントが貯まる |
dカード プリペイド | 12歳以上 | 無料 | ドコモユーザー以外も利用可能、dポイントが貯まる |
プリペイドカードの最大のメリットは、事前にチャージした金額以上は使えないという点です。
使いすぎの心配がなく、計画的な金銭管理を学ぶのに最適です。
また、クレジットカードと異なり、個人情報登録が最小限で済むものも多いため、情報漏洩のリスクを抑えられます。
特にバンドルカードやKyashなどは、アプリからすぐに発行できるバーチャルカードを利用できるため、オンラインショッピングなどですぐに使い始められるのが魅力です。
ただし、チャージの手間がかかることや、一部のサービスでは利用できない場合があることは理解しておきましょう。
JCBカードWが高校生が卒業後、1枚目に作るクレカとしておすすめな理由

高校卒業したら、どのクレジットカードを作るのがいいんだろう?
そんな疑問を持つ高校生も多いのでは?
実は、JCBカードWは高校卒業後の1枚目のクレジットカードとして非常におすすめなんです。
以下の5つの理由から自信を持っておすすめできます。
- 年会費永年無料:将来的な負担がなく長く使い続けられる
- 高還元率:通常1.0%の還元率で、ポイントアップ店舗ではさらにお得
- 入会特典が充実:新規入会キャンペーンでスタートダッシュが可能
- スマホ決済対応:Apple Pay、Google Payなど最新の決済にも対応
- セキュリティ面も安心:ナンバーレスカードも選択可能
初めてのクレジットカードだからこそ、安心して長く使えるカードを選びたいですよね。
高校卒業後にJCBカードWを選ぶメリットを具体的に見ていきましょう。
年会費が永年無料で学生・新社会人の強い味方
クレジットカードを初めて持つなら、「年会費がかからない」ということは大きなメリットです。
JCBカードWは、39歳までに申し込めば、その後も年会費が一切かかりません。
高校卒業後の進学先や就職先に関わらず、長く使い続けられるのは心強いポイントです。
項目 | JCBカードW | 一般的な学生カード | 一般的な初年度無料カード |
---|---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 在学中は無料 | 初年度のみ無料 |
卒業後の扱い | 変わらず永年無料 | 有料に切り替わる場合が多い | 2年目から有料 |
39歳以降 | そのまま無料継続 | – | – |
学生カードの場合、卒業後に一般カードへの切り替えが必要になったり、年会費が発生したりすることがありますが、JCBカードWならそういった心配は不要です。
将来的なライフスタイルの変化にも柔軟に対応できるため、長期的な視点で選ぶなら非常に経済的です。
特に、これから先の学生生活や社会人としてのスタートを切る時期は、様々な出費がかさむもの。
そんな時期に年会費という固定費がないのは、家計管理の面でも大きなメリットといえるでしょう。
高還元率とポイントアップ店舗で効率良くポイントが貯まる
JCBカードWの魅力は、通常のJCBカードの2倍となる1.0%の高還元率にあります。
日常的な買い物やネットショッピングなど、あらゆる場面でポイントが効率よく貯まります。
特に若い世代がよく利用する店舗でのポイントアップが充実しているのも特徴です。
利用店舗・サービス | 通常還元率 | ポイントアップ時の還元率 |
---|---|---|
Amazon | 1.0% | 最大2.0% |
セブン-イレブン | 1.0% | 最大5.0%(キャンペーン時) |
スターバックス | 1.0% | 最大5.0%(キャンペーン時) |
楽天市場 | 1.0% | 最大10.5%(キャンペーン時) |
例えば、大学生活や社会人生活でよく利用するであろうAmazonでのお買い物や、カフェでの勉強時に利用するスターバックスでも効率良くポイントが貯まります。
貯まったOki Dokiポイントは、様々な商品やギフト券、他社ポイントなどに交換可能で、実質的な「割引」や「キャッシュバック」として活用できるのも魅力です。
また、入会時のキャンペーンも充実しており、新規入会者向けに「20%キャッシュバック」や「最大29,000円相当の特典」など、過去最大級のキャンペーンも定期的に実施されています。
初めてカードを作るタイミングで大きな特典を得られるのは、かなりお得といえるでしょう。
スマホ決済対応やセキュリティ面も充実
デジタルネイティブ世代の皆さんにとって、スマホ決済への対応は重要なポイントではないでしょうか。
JCBカードWは、Apple PayやGoogle Pay、タッチ決済にも対応しており、キャッシュレス生活をすぐに始められます。
カードを持ち歩かなくても、普段使っているスマホでの支払いがスムーズにできるのは大きな魅力です。
機能・サービス | JCBカードWの対応状況 | メリット |
---|---|---|
Apple Pay | 対応 | iPhoneで簡単タッチ決済、セキュリティ性も高い |
Google Pay | 対応 | Android端末で簡単支払い、ポイント二重取りも可能 |
タッチ決済 | 対応 | サインレス・暗証番号不要でスピーディーな支払い |
ナンバーレスカード | 選択可能 | カード情報の盗み見による不正利用リスクを低減 |
また、セキュリティ面も安心です。
カード番号が表面に記載されていない「ナンバーレスカード」を選択できるため、情報漏洩のリスクを減らせます。
特にオンラインでの利用が多い若い世代にとって、安全性が高い点は重要なポイントでしょう。
さらに、最短5分でカード番号が発行されるスピード発行サービスもあるため、申し込み後すぐにオンラインショッピングなどで利用を開始できるのも便利です。
新生活のスタートに必要な買い物や、急な出費が必要になった時にも素早く対応できるでしょう。
特に、学生や新社会人にとって使いやすいシンプルなスペックと、お得なキャンペーンが魅力です。
高校生のうちから将来のクレジットカード作成を視野に入れて情報収集しておくことで、高校卒業後スムーズにクレジットカードデビューができるでしょう。
「JCBカードWと高校生」のまとめ
この記事では、高校生とJCBカードWの関係について詳しく解説してきました。
ここで重要なポイントをおさらいしましょう。
- JCBカードWは高校生は申し込み不可。18歳以上かつ高校卒業後に申し込み可能
- 高校生でも使える代替手段として、デビットカード・プリペイドカードの2つがおすすめ
- 高校卒業後の1枚目のクレカとしてJCBカードWは年会費無料・高還元率・入会特典など多くのメリットあり
- 将来を見据えた場合、JCBカードWは若年層向けの特典が充実しており、長く使い続けられる
高校生の皆さんは、デビットカードやプリペイドカードなどで安全にキャッシュレス決済を体験しながら、金銭管理の習慣を身につけておくと良いでしょう。
そして高校卒業後、初めてのクレジットカードとしてJCBカードWを検討してみてください。
クレジットカードは便利なツールですが、計画的に使わないと思わぬトラブルになることもあります。
正しい知識を身につけて、賢くお金と付き合う習慣を若いうちから身につけていきましょう。
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