「JCBカードW」と「楽天カード」、どっちがいいのか? この2枚のクレカで悩んでる方、めっちゃ多いんですよね。
私もクレカ選びでかなり迷った経験があるので、その気持ち、よくわかります。
無料なのに還元率が高くて、特典もたくさんある人気カード2枚。
でも実は、使う場所や目的によって、どっちがお得かって全然違うんです。
この記事の要点
- JCBカードWはAmazon・セブン-イレブン・スターバックスなど特定店舗でのポイント還元率が高い
- 楽天カードは楽天市場での買い物や楽天経済圏でのポイント還元率が抜群
- 39歳以下ならJCBカードW、楽天市場愛用者なら楽天カードがおすすめ
- どちらも年会費無料なので2枚持ちもあり
この記事では、JCBカードWと楽天カード、それぞれの特徴やメリット・デメリットを徹底比較してみました。
自分の買い物スタイルや生活パターンに合わせて、どちらを選ぶべきか、あるいは「どっちも持つ」という選択肢について、具体的なシミュレーションも交えながら解説していきます。
この記事を読めば、あなたの生活スタイルに合ったクレカ選びができるようになりますよ。
それでは早速、それぞれのカードの特徴を見ていきましょう!
JCBカードWと楽天カードの比較【ざっくり早見表】
クレカ選びって、細かい特徴を比べるのが大変ですよね。
私も最初は「年会費無料なら全部同じでしょ?」って思ってたんですが、実際はそんなことなくて。
使うお店によって還元率が全然違ったり、付帯サービスにも大きな差があるんです。
まずは、JCBカードWと楽天カードの基本情報を表にまとめてみました。
比較項目 | JCBカードW | 楽天カード |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
家族カード | 永年無料 | 永年無料 |
ETCカード | 永年無料 | 550円(条件で無料) |
ポイント還元率 | 基本1.0%(優待店で最大10.5%) | 基本1.0%(楽天市場で最大17.5%) |
ポイント種類 | Oki Dokiポイント | 楽天ポイント |
発行スピード | 最短5分(デジタル) | 約1週間~10日 |
国際ブランド | JCBのみ | VISA、Mastercard、JCB、AMEX |
申込条件 | 18歳以上39歳以下 | 18歳以上(年齢制限なし) |
一見すると似ているように見えますが、実は使いどころが全然違うんです。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
年会費・付帯カードの比較
まず注目したいのは、どちらも年会費が永年無料という点。
これは大きなメリットですよね。
家族カードも無料なので、パートナーとの共有もしやすいです。
ただ、ETCカードについては違いがあります。
JCBカードWはETCカードも無料で発行できるのに対し、楽天カードは基本的に年会費550円(税込)がかかります。
ただし、楽天カードも条件を満たせば無料になるケースもあるので、頻繁に高速道路を使う方は確認してみるといいでしょう。
ポイント還元率と特典
次に大事なのが還元率。
どちらも基本的には1.0%ですが、特定の店舗・サービスを利用するとグッと上がるんです。
JCBカードWはAmazonで2.0%、セブン-イレブンで2.0%、そしてスターバックスでなんと最大10.5%も還元されることも。
一方の楽天カードは、楽天市場での買い物でSPU(スーパーポイントアッププログラム)により最大17.5%まで還元率が上がることも。
これはかなりの差になってきますね。
対応サービスとデザイン
決済方法も重要なポイント。
JCBカードWはQUICPay、Apple Pay、Google Payに対応。
楽天カードはApple Pay、Google Pay、楽天ペイに対応しています。
デザイン面では、JCBカードWはシンプルで洗練された上質感のあるデザイン。
楽天カードはポップなデザインで、様々なバリエーションから選べるのが特徴です。
審査の通りやすさと発行スピード
審査難易度については、両方とも比較的審査が通りやすいと言われています。
特に楽天カードは初めてのクレカとしても持ちやすいカード。
JCBカードWは39歳以下限定なので、若年層向けに審査基準が設定されています。
発行スピードでは、JCBカードWがデジタルカードなら最短5分というスピード発行が可能なのに対し、楽天カードは通常1週間~10日ほどかかります。
急いでいる方には、この差は大きいかもしれませんね。
どっちを選ぶべき?JCBカードWがお勧めの人と楽天カードがお勧めの人の違い
ここまで比較してみると、どちらのカードも魅力的だということがわかります。
では、あなたの生活スタイルに合ったのはどちらでしょうか?
それぞれのカードがおすすめな人の特徴を詳しく見ていきましょう。
JCBカードWがおすすめの人 | 楽天カードがおすすめの人 |
---|---|
Amazonでよく買い物をする人 | 楽天市場でよく買い物をする人 |
セブン-イレブンをよく利用する人 | 楽天経済圏のサービスをよく使う人 |
スターバックスでよくコーヒーを飲む人 | ポイントの使いやすさを重視する人 |
ETCカードを無料で持ちたい人 | 国際ブランドを選びたい人 |
18歳~39歳の若年層 | 年齢を問わず誰でも |
即日発行を希望する人 | 審査に不安がある人 |
こうして並べてみると、生活スタイルによって選ぶべきカードがはっきり分かれることがわかりますね。
では、それぞれのタイプについて詳しく見ていきましょう。
JCBカードWがおすすめの人
JCBカードWは、日常生活でよく使うあのお店、このお店でポイントがザクザク貯まるのが大きな魅力。
特にAmazon、セブン-イレブン、スターバックスなどをよく利用する方には、かなりお得なカードです。
例えば、毎日コンビニでランチを買ったり、週末にスタバでリラックスタイムを過ごしたりする方なら、ポイントの還元率が格段に上がります。
また、高速道路をよく使う方なら、ETCカードが無料で発行できるのは大きなメリット。
年間数回しか使わないとしても、毎年550円の出費が浮くのは嬉しいですよね。
そして何より、39歳以下限定という年齢制限があるのが特徴的。
これは裏を返せば、若年層向けに設計されたカードだということ。
学生や新社会人でも持ちやすく、審査も比較的通りやすいとされています。
すぐにカードを使いたい方には、デジタルカードの即時発行も大きなメリットでしょう。
最短5分でカード番号が発行されるので、ネットショッピングならその日から使えるんです。
楽天カードがおすすめの人
一方の楽天カードは、楽天経済圏を利用している方には圧倒的にお得なカード。
楽天市場での買い物はもちろん、楽天トラベルでの旅行予約、楽天モバイル、楽天ブックス…と、楽天のサービスを利用すればするほど、SPUでポイント還元率がアップしていきます。
これは、複数の楽天サービスを使えば使うほど、楽天市場でのポイント還元率が上がる仕組みになっているんです。
また、楽天ポイントは1ポイント=1円で、様々な場所で使えるのも魅力的。
コンビニやドラッグストア、飲食店など、日常生活のあらゆる場面で使えるポイントは、使い勝手が良いですよね。
さらに、楽天カードは国際ブランドが選べるのも特徴。
VISA、Mastercard、JCB、American Expressから選べるので、海外旅行が多い方や、特定のブランドにこだわりがある方にもおすすめです。
年齢制限がないのも大きなポイント。
40歳以上の方でも申し込めるので、幅広い年齢層の方に選ばれています。
JCBカードWと楽天カードを「二枚持ち」する選択肢
ここまで読んで「どっちも魅力的だな」と思った方、実は両方持っても全然アリなんです。
どちらも年会費無料なので、2枚持ちしても維持費はかかりません。
そこで、JCBカードWと楽天カードを上手に使い分けるシミュレーションをご紹介します。
利用シーン | おすすめカード | 還元率・メリット |
---|---|---|
楽天市場での買い物 | 楽天カード | 最大17.5%還元も可能 |
Amazonでの買い物 | JCBカードW | 2.0%還元 |
セブン-イレブン | JCBカードW | 2.0%還元 |
スターバックス | JCBカードW | 最大10.5%還元 |
高速道路(ETC) | JCBカードW | ETCカード年会費無料 |
楽天トラベルの予約 | 楽天カード | SPUでポイントアップ |
一般的な店舗 | どちらでもOK | 基本1.0%還元 |
このように場面ごとに使い分けることで、ポイント還元率を最大限に高めることができます。
それでは、具体的な使い分け例を見ていきましょう。
日常使いの使い分けシミュレーション
ある会社員Aさん(28歳)の場合で考えてみましょう。
Aさんは平日、会社近くのセブン-イレブンでランチを購入することが多く、週に1回はスターバックスでコーヒーを飲むのが楽しみ。
週末の買い物は主にAmazonを利用し、たまに楽天市場でもセールの時に買い物をします。
月に1回程度、実家に帰省するために高速道路を使用。
こんなAさんの場合、以下のような使い分けが考えられます。
– スターバックス(月3,000円)→ JCBカードW
– Amazon(月15,000円)→ JCBカードW
– 楽天市場(月5,000円)→ 楽天カード
– 高速道路(月3,000円)→ JCBカードW(ETC)
このようにカードを使い分けると、JCBカードWで通常より多くポイントが貯まり、楽天市場でのお買い物では楽天カードでポイントを効率よく獲得できます。
年会費無料のカードなので、管理さえしっかりしていれば、このように使い分けることで大きなメリットが得られるんです。
旅行好きな人の使い分けシミュレーション
次に、旅行が趣味のBさん(35歳)のケースを見てみましょう。
Bさんは年に数回国内旅行に行き、1年に1回は海外旅行も楽しんでいます。
日常の買い物は楽天市場とAmazonを半々くらいで利用。
カフェはスターバックスをよく利用しています。
このBさんの場合、以下のような使い分けが効果的です。
– 楽天市場での買い物 → 楽天カード
– Amazon での買い物 → JCBカードW
– スターバックスでのコーヒー → JCBカードW
– 海外旅行での買い物 → JCBカードW(海外旅行保険付帯)
旅行好きな方にとっては、楽天トラベルでの予約は楽天カードがお得。
そして海外では、JCBカードWの海外旅行傷害保険やショッピング保険が役立ちます。
それぞれのカードの強みを活かした使い方ですね。
二枚持ちする際の注意点
カードを2枚持つのは便利ですが、いくつか注意点もあります。
まず、管理がやや煩雑になること。
引き落とし口座を確認し、利用明細をチェックする手間が2倍になります。
また、ポイントも2種類になるので、それぞれの有効期限や使い道を把握しておく必要があります。
Oki Dokiポイントは2年間、楽天ポイントは原則1年間(ただし1年に1回でも獲得すれば延長)という有効期限があります。
それぞれのポイントの使い道を考えて、有効活用するといいでしょう。
楽天経済圏とJCB提携店での買い物シミュレーション
最後に、楽天経済圏でのサービスをよく利用し、かつJCBの提携店もよく使うCさん(26歳)のケースです。
Cさんは楽天モバイルを契約し、楽天市場での買い物も月に数回。
同時に、通勤途中のセブン-イレブンで毎朝コーヒーを購入し、Amazonでの買い物も多いです。
このCさんの場合、以下のように使い分けるのが効果的でしょう。
– セブン-イレブン・Amazon → JCBカードW
– 普段の買い物(スーパーなど)→ どちらでもOK
このように使い分けることで、それぞれのカードの特典を最大限に活かせます。
特にCさんのような若年層は、どちらのカードも審査が通りやすい傾向にあるので、2枚持ちもしやすいでしょう。
『JCBカードWと楽天カードの比較』のまとめ
今回は、JCBカードWと楽天カードの特徴や違い、それぞれがおすすめな人の特徴、そして2枚持ちした場合の使い分け方についてご紹介しました。
- JCBカードWはAmazon、セブン-イレブン、スターバックスなど特定店舗での還元率が高い
- 楽天カードは楽天経済圏での利用でポイントが効率よく貯まる
- どちらも年会費無料なので、使い分けることでポイント還元率を最大化できる
- JCBカードWは39歳以下限定、楽天カードは年齢制限なし
- ETCカード無料や即時発行はJCBカードW、国際ブランド選択肢の多さは楽天カードが強み
私たちの日々の生活において、クレジットカードの選択は思いのほか大きな影響を与えるものです。
特に年会費無料で高還元率のカードは、賢く使えば家計にとって大きな味方になります。
自分のライフスタイルや価値観に合わせて、最適なカードを選んでみてください。
そして、もし迷うなら、この記事で紹介したように「二枚持ち」という選択肢も十分にアリ。
ポイントをしっかり貯めて、お得に賢く生活していきましょう!
コメント