PayPayカードと楽天カードを比較して、どっちがお得なのか確かめたいですよね。
私も両方のカードを使ってみて、それぞれの特徴やメリットをじっくり検討してみました。
結論から言うと、あなたの生活スタイルによって「お得なカード」は変わってくるんです。
PayPay経済圏をよく使う人にはPayPayカード、楽天経済圏をよく使う人には楽天カードと、シンプルな結論に思えるかもしれませんが、実はもっと複雑な要素があるんですよ。
この記事の要点
- PayPayカードと楽天カードはどちらも年会費無料で基本還元率1%の高コスパカード
- PayPayカードはYahoo!ショッピングで最大5%還元、楽天カードは楽天市場で最大15.5%還元が強み
- 生活スタイルに合わせて選ぶか、両方を使い分けるのが最強の戦略
この記事では、それぞれのカードの特徴や違いを徹底比較して、あなたにぴったりのカードを見つけるためのヒントをたっぷりご紹介します。
クレジットカード選びって、ちょっとした選択の違いで年間数千円、場合によっては数万円もポイント還元の差が出ることもあるんです。
だから、自分の買い物パターンや利用シーンに合ったカードを選ぶことは、賢い家計管理の第一歩といえますね。
それでは、両カードの詳しい比較と、どんな人にどちらのカードが向いているのかを見ていきましょう。
PayPayカードと楽天カードの比較表
クレジットカードを選ぶ際には、基本的なスペックの違いをしっかり押さえておくことが大切です。
PayPayカードと楽天カードは、どちらも人気の高い年会費無料のクレジットカードですが、細かい部分でいくつかの違いがあります。
これから両カードの基本情報を一目でわかる比較表にまとめてみました。
項目 | PayPayカード | 楽天カード |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
申込条件 | 18歳以上(高校生除く) 本人または配偶者に安定収入 本人認証可能な携帯電話必須 |
18歳以上(高校生不可) |
基本還元率 | 1%(200円ごとに2ポイント) | 1%(100円ごとに1ポイント) |
ポイント種類 | PayPayポイント | 楽天ポイント |
ポイント価値 | 1ポイント=1円相当 | 1ポイント=1円相当 |
国際ブランド | Visa/JCB/Mastercard | Visa/JCB/Mastercard/American Express |
電子マネー対応 | Apple Pay/Google Pay | 楽天Edy/楽天ペイ/Apple Pay/Google Pay |
付帯保険 | なし | 海外旅行保険(最高2,000万円/利用付帯) |
即日発行 | 可能(最短7分) | 不可(通常一週間) |
家族カード | 発行可能(年会費無料) | 発行可能(年会費無料) |
ETCカード | 発行可能(年会費550円) | 発行可能(年会費550円/条件により無料) |
デザイン | 4色 | 多数(スタンダード&キャラクター) |
主な特典 | Yahoo!ショッピング・LOHACOで最大5% ソフトバンク・ワイモバイル利用で1~1.5% |
楽天市場の買い物でポイント3倍 |
表を見ると、基本的な部分は似ているけれど、細かいところで違いがあるのがわかりますね。
それでは、項目ごとに詳しく見ていきましょう。
申込条件と審査の通りやすさ
申込条件を見ると、PayPayカードの方が少し細かく条件が設定されているように見えます。
特に「本人認証可能な携帯電話が必須」という点は、PayPayカードならではの条件ですね。
これは、スマホ連携を重視したカードであることの表れといえるでしょう。
審査の通りやすさについては、両カードとも初心者向けの年会費無料カードとして知られていて、クレジットカードデビューにもおすすめです。
ただし、PayPayカードは即日発行が可能な点から、審査がやや迅速に行われる傾向があります。
楽天カードは発行までに1週間程度かかるのが一般的で、じっくりと審査を行っているようです。
どちらも申込の敷居は低いですが、安定した収入がないと審査に通らない可能性は同じくらいでしょう。
国際ブランドと電子マネー対応
国際ブランドは、楽天カードがAmericanExpressにも対応している点で選択肢が広いです。
特に海外旅行によく行く方にとっては、地域によって使えるブランドが異なることもあるので、この違いは重要かもしれません。
電子マネー対応では、PayPayカードはApple PayとGoogle Payに対応していますが、楽天カードはそれらに加えて楽天Edyと楽天ペイにも対応しています。
スマホ決済の使い勝手を考えると、それぞれのエコシステム内での使い勝手の良さが光ります。
PayPayユーザーならPayPayカード、楽天サービスをよく使う人なら楽天カードの方が、アプリ内での連携がスムーズです。
付帯保険と特典の違い
付帯保険については、PayPayカードには付帯保険がない一方、楽天カードには海外旅行傷害保険(利用付帯・最高2,000万円)が付いています。
旅行好きな方には、この違いは大きいかもしれません。
特典面では、PayPayカードはYahoo!ショッピングやLOHACOでの買い物で最大5%のポイント還元があり、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーには追加特典もあります。
一方、楽天カードは楽天市場での買い物でポイント3倍という基本特典があり、SPU(スーパーポイントアッププログラム)との併用で最大15.5%まで還元率を高められる仕組み。
このように、それぞれのカードが自社のサービスでお得になる設計になっているんですね。
PayPayカードと楽天カードのメリットの比較
基本情報の比較だけでなく、実際に使ってみて感じるメリットの違いも重要です。
それぞれのカードを実際に使ってみると、数字だけでは見えてこない「使い勝手」や「お得感」の違いがわかってきます。
PayPayカードと楽天カードのメリットを詳しく比較してみましょう。
- PayPayカードの主なメリット
- 楽天カードの主なメリット
- どちらも持つことのメリット
まずは両カードの強みを表で比較してみましょう。
カード | 主なメリット | 特に強みを発揮する場面 |
---|---|---|
PayPayカード | ・PayPay経済圏での高還元率 ・ポイント有効期限なし ・スマホ決済との連携が強力 ・家族カード発行枚数が多い ・即日発行が可能 |
・Yahoo!ショッピングでの買い物 ・PayPay加盟店での支払い ・ソフトバンク/ワイモバイル利用者 ・ポイントを長期間貯めたい場合 |
楽天カード | ・楽天経済圏での高還元率 ・SPUによる還元率アップ ・海外旅行傷害保険付帯 ・楽天ポイントの利用先が多様 ・豊富なカードデザイン |
・楽天市場での買い物 ・楽天グループサービスの利用 ・海外旅行時の保険として ・ポイントを幅広く使いたい場合 |
それでは、それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
PayPayカードの主なメリット
PayPayカードの最大の魅力は、なんといってもPayPay経済圏での高還元率です。
Yahoo!ショッピングやLOHACOでの買い物なら、最大5%もの還元を受けられるのは大きなメリットといえますね。
特にネットショッピングでYahoo!をよく利用する方にとっては、この還元率の高さは見逃せません。
また、PayPayカードで貯まるPayPayポイントは有効期限がない点も魅力的です。
楽天ポイントが基本的に1年間の有効期限があるのに対し、PayPayポイントは期限を気にせず貯められるので、大きな買い物のために長期間貯めたい方にも向いています。
スマホ決済との連携の強さも特徴で、PayPayアプリでの支払いとシームレスに連携しているため、日常のキャッシュレス決済がとてもスムーズです。
さらに、家族カードの発行枚数が多く、家族全員での利用を考えている方には便利な設計になっています。
即日発行が可能な点も、「すぐにカードを使いたい」という急ぎのニーズに応えられる強みですね。
PayPayカードは、特にソフトバンクやワイモバイルを利用している方には追加還元もあり、携帯料金の支払いも1~1.5%ポイント還元される仕組み。
このように、PayPay経済圏やソフトバンクグループのサービスを利用する機会が多い方にとっては、非常に魅力的なカードといえるでしょう。
楽天カードの主なメリット
楽天カードの最大の強みは、楽天市場でのお買い物でポイントが3倍になる点です。
さらに、楽天のSPU(スーパーポイントアッププログラム)を活用すると、最大15.5%ものポイント還元を受けられる可能性があります。
楽天経済圏をフル活用している方にとっては、この高還元率は非常に魅力的です。
また、楽天カードには海外旅行傷害保険が付帯している点も大きなメリットといえるでしょう。
年会費無料のカードでありながら、最高2,000万円の保険が付いているのは、旅行好きな方には嬉しいポイントです。
楽天ポイントは利用できる場所が幅広く、楽天市場はもちろん、実店舗やコンビニ、楽天ペイ経由での支払いなど、様々なシーンで使えます。
また、楽天グループのサービスである楽天トラベルや楽天ブックス、楽天モバイルなどを利用する際にもポイントが貯まりやすい仕組みになっています。
カードデザインの豊富さも魅力で、様々なキャラクターやデザインから好みのものを選べるのも楽しいポイントですね。
特に楽天市場をよく利用する方や、楽天経済圏のサービスを複数使っている方にとっては、ポイントの相乗効果で大きなお得感を得られるカードです。
PayPayカードと楽天カードを比較して分かった「こんな人にはこっちのカードが向いている」!
ここまでPayPayカードと楽天カードを比較してきましたが、では実際にどんな人がどちらのカードを選ぶべきなのでしょうか?
あなた自身のライフスタイルや買い物の傾向によって、適したカードは変わってきます。
また、両方のカードを賢く使い分けることで、より多くのメリットを得られる可能性もあります。
ここでは、それぞれのカードに向いている人の特徴と、両カードを使い分けるメリットについて詳しく見ていきましょう。
- PayPayカードが向いている人の特徴
- 楽天カードが向いている人の特徴
- 両方を使い分けることのメリット
まずは、どんな人にどちらのカードが向いているかを表にまとめてみました。
カード | こんな人に向いている |
---|---|
PayPayカード | ・Yahoo!ショッピングやLOHACOをよく利用する人 ・PayPayアプリを日常的に使う人 ・ポイントを長期間貯めたい人 ・ソフトバンク/ワイモバイルユーザー ・家族カードを多く発行したい人 |
楽天カード | ・楽天市場をよく利用する人 ・楽天グループのサービスを使う人 ・海外旅行によく行く人 ・幅広いポイント利用先を求める人 ・カードデザインにこだわる人 |
両方持ち | ・両方の経済圏をよく利用する人 ・カードの使い分けを面倒に感じない人 ・還元率を最大化したい人 ・様々なポイントを使い分けたい人 |
それでは、それぞれのタイプの人について詳しく見ていきましょう。
PayPayカードが向いている人の特徴
PayPayカードは、まずYahoo!ショッピングやLOHACOをよく利用する人にとって最適なカードといえます。
これらのサイトでの買い物なら最大5%の還元率が得られるので、定期的に利用する人には大きな節約になりますね。
また、日常的にPayPayアプリでの支払いを活用している人にも向いています。
PayPayアプリとの連携がスムーズで、チャージや支払いが簡単にできるため、スマホ決済派の方には使い勝手がいいでしょう。
ポイントをじっくり貯めたい人にとっても、PayPayポイントは有効期限がないので安心です。
ソフトバンクやワイモバイルを使っている方には、携帯料金の支払いでも1~1.5%の還元があるため、より多くのメリットを得られます。
家族でカードを使いたい場合も、家族カードを複数枚発行できるので便利です。
即日発行が可能なので、「すぐにカードが欲しい」という急ぎのニーズにも対応できる点も魅力的ですね。
PayPayカードは特に「PayPay経済圏を中心に利用している人」や「スマホ決済を重視する人」にとって、使いやすく還元率の高いカードといえるでしょう。
楽天カードが向いている人の特徴
楽天カードは、まず何と言っても楽天市場でのお買い物が多い人に最適です。
基本の3倍ポイントに加え、SPU(スーパーポイントアッププログラム)を活用すれば最大15.5%もの還元を受けられる可能性があります。
楽天経済圏のサービスを幅広く利用している人にとっては、ポイントの相乗効果で大きなお得感があるでしょう。
海外旅行によく行く人にとっては、年会費無料ながら海外旅行傷害保険が付帯している点も大きなメリットです。
また、貯まった楽天ポイントは楽天市場だけでなく、コンビニやドラッグストア、飲食店など幅広い場所で使えるため、ポイントの使い道に困ることがありません。
カードデザインにこだわりたい人にとっても、豊富なデザインから選べる楽天カードは魅力的な選択肢といえます。
楽天カードは特に「楽天経済圏のサービスを中心に利用している人」や「ポイントを様々な場所で使いたい人」、「海外旅行の保険も欲しい人」にとって、バランスの取れたカードといえるでしょう。
両方を使い分けることのメリット
実は、PayPayカードと楽天カードは、どちらか一方を選ぶだけでなく、両方を持って使い分けるという選択肢もあります。
両カードとも年会費無料なので、維持費を気にせず持つことができる点は大きなメリットです。
両方持ちの最大のメリットは、それぞれの経済圏で最大の還元率を享受できるということ。
Yahoo!ショッピングではPayPayカード、楽天市場では楽天カードを使うことで、常に最高の還元率で買い物ができます。
また、それぞれのカードが持つ特典や付帯サービスを補完的に活用することもできます。
例えば、海外旅行時には楽天カードの保険を活用しつつ、日常の買い物ではPayPayカードのポイント還元を活用するといった使い方です。
さらに、PayPayポイントと楽天ポイントという2種類のポイントを持つことで、ポイントの使い道の選択肢が広がるのも魅力です。
こうした使い分けは、少し手間がかかるように思えるかもしれませんが、スマホのウォレットアプリなどを活用すれば、そこまで大変ではありません。
両カードの上手な使い分けは、年間で数千円から数万円ものポイント差を生み出す可能性があります。
特に「両方の経済圏をよく利用する」という方は、両カードを持つことで最大の恩恵を受けられるでしょう。
PayPayカードと楽天カードの比較のまとめ
これまでPayPayカードと楽天カードを比較してきましたが、改めて要点をまとめてみましょう。
- PayPayカードはYahoo!ショッピングなどPayPay経済圏での高還元率とポイントの期限なしが魅力
- 楽天カードは楽天市場などでのSPUによる高還元率と海外旅行保険付帯が強み
- 自分の利用シーンに合わせて選ぶか、両方持ちで最大限のメリットを享受するのがおすすめ
どちらのカードも年会費無料で基本還元率1%という高コスパのカードです。
あなた自身の生活スタイルや買い物傾向に合わせて、最適なカードを選んでみてください。
また、どちらも維持費がかからないので、両方持ちというのも賢い選択肢の一つかもしれません。
特に「ネットショッピングを様々なサイトで行う」という方は、買い物先によってカードを使い分けることで、より多くのポイントを獲得できる可能性が高まります。
カード選びは、一度決めたら終わりではなく、ライフスタイルの変化に合わせて見直していくことも大切ですね。
今回の比較が、あなたにとって最適なクレジットカード選びの参考になれば幸いです。
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